糸井重里
ほぼ日刊イトイ新聞主宰。コピーライター、エッセイストとして、独自の視点で人生の知恵を語り続けている。
考えることの価値
Section titled “考えることの価値”原料もいらない。 いつでも、どこでもできる。 お金もかからない。 人の助けがなくても、ひとりでできる。
それは、考えること。
考えることこそが人間に与えられた最高の贈り物。
- 完全に自由:時間や場所の制約なし
- 平等な権利:貧富の差に関係ない
- 独立した行為:他者に依存しない
- 無限の可能性:思考に限界はない
考えることのバリエーション
Section titled “考えることのバリエーション”- じぶんが、いちばんしたかったことを考える
- 人が、なにをほしがっているか考える
- 好きな人になにをしてあげられるか考える
- こどものころの夢を、いまさら考える
- あきらめていたことを、掘り出して考える
書くことの価値
Section titled “書くことの価値”できたら、紙と鉛筆があったほうがいいかな。
- 考えを書いていくと、それが貯まっていく
- 書いてあることをヒントにして、また考える
- 毎日、こういうことをタダでできる
出典: ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」3月24日より
「頭やこころが、なにかに因われてない状態が、ぼくの思う『禅』」
独自の禅の解釈
Section titled “独自の禅の解釈”- 寝禅:身体を横たえて禅をやってる状態
- 犬禅:犬が半眼で心を無にしているようす
- 助手席禅:車の助手席で無心になること
公式の場への苦手意識
Section titled “公式の場への苦手意識”「背筋をまっすぐにとか、にやにやしてはいけないとか、いくつもの『あるべき姿』というものがあるでしょう?そこらへん、絶対に、ぼくには無理です。だって、そういうふうに生きてきてないんだから」
「他人禅」という解決策
Section titled “「他人禅」という解決策”「しかし、数年前、ひとつの術を編み出しました。『バラク・オバマ』を降ろす、のです」
- 他人になりきる - 自分が「バラク・オバマ」であると思い込む
- 理想的なモデル選び - 居方、態度だけを借りる
- 実践のコツ - 思想信条は考えない、態度と振る舞いに集中
「これも、じぶんを無にするという意味では、もしかしたら『他人禅』ということになるかも…?」
自分らしさに固執することが、かえって自分を苦しめるという逆説。他人になりきることで、むしろ自由になれるという発見。
出典: ほぼ日刊イトイ新聞 2020年6月29日